【WP】ユーザーの一覧、ユーザー別に最新記事を表示する方法

wordpress-author-info-displayキュレーションサイトなど最近では複数のライターによって運営される情報サイトをよく見ることができます。そのようなサイトにおいて、ユーザーの一覧を表示する、さらには1ページ内にユーザー事に最新記事を表示するといったページがほしいときがあります。

今回は、WordPressでユーザーの一覧、ユーザー別に最新記事を表示する方法をご紹介します。

「get_users」関数を使用したユーザー情報の取得

ユーザー情報を取得るときは「get_users」関数を使います。「get_users」関数では権限の指定、ソートの設定、特定のIDのユーザーを除外するといった条件を設定することができ、表示するときの順番を制御することができます。

// 例.投稿者(author)のみをIDの降順(DESC)ですべての情報を取得する
  $args = array(
	  'role'            => 'author',
	  'orderby'         => 'ID',
	  'order'           => 'DESC',
	  'fields'          => 'all',
  ); 
  
  $users    = get_users( $args );

単純にIDや表示名でのソートでは目的とする順番で並びを変えることができない場合は、ユーザー情報に「並び順」などカスタム項目を追加して並びを調整することも可能です。

ユーザー情報のカスタマイズする場合は、「functions.php」必要なコードを追記するか、「User Meta Manager」などのプラグインを使い編集することができます。

取得したユーザー情報を表示する

「get_users」関数で取得した情報を「foreach 」を使い表示します。

// 表示名を出力する
foreach ( $users as $user ) {
	echo '<p>' . esc_html( $user->user_nicename ) . '</p>';
}

ユーザー事に記事を表示する

ユーザー情報の表示に合わせて投稿の記事を取得する処理を追加します。

// 表示名と投稿記事を取得して表示する
foreach ( $users as $user ) {
	echo '<p>' . esc_html( $user->user_nicename ) . '</p>';
	// 投稿記事の取得
	$args = array(
	  'post_type'       => 'post',
	  'author'	    => $user->ID,
	  'numberposts'     => 5,
	);
	
	$myposts = get_posts( $args );
	
	foreach( $myposts as $post ) :  setup_postdata($post);

        // 記事表示の処理

        endforeach; wp_reset_postdata(); 
}

関連記事

【JavaScript】ページ内リンクでページスクロールを実現する「smoothScroll.js」

「smoothScroll.js」は、ページ内リンクでページをスクロールを実装できすJavaScriptライブラリです。jQueryを実装していない状態でも稼働するので、手軽に導入できます。 基本的な使い方 導入は簡単、ライブラリを読み込むだけで実装でき、設置後は...続きを読む

2018.02.27HTMLコーディング

Google Chart API でQRコードを自動生成する方法

Google Chart APIはGoogleが提供しているグラフなどのイメージを作成してくれるAPIサービスです。URLに必要な値を与えるだけで、グラフなどのイメージを返してくれます。 主にグラフなどを作成することができるのですが、その機能のなかにQRコードを作成して...続きを読む

2015.03.09HTMLコーディング

【フォト】世界で美しい星空保護区の星空

みなさんは「星空保護区」というのをご存知ですか?その名前の通り、保護すべき美しい星空が見える地域として認定しようという取り組みです。 国際ダークスカイ協会(IDA)によって世界中の暗い夜空の保護・保存を目指し、保護区を認定する活動が行われています。 UNESCO(ユネスコ)で...続きを読む

2016.07.13フォトギャラリー

【WP】WordPressへのログインセキュリティを高める『Login LockDown』

WordPressの管理画面には「ユーザー名」と「パスワード」を使用してログインをしますが、ブルートフォースアタックなど外部から不正なログインが行われるリスクも存在します。 ブルートフォースアタックとは、辞書ツールや単語帳を使いあらゆる文字の組み合わせてパスワードと合う...続きを読む

2015.02.20WordPress

【HTML】Bootstrap4を使いレスポンシブサイトをコーディングする《導入編》

Twitterのデザイナーや開発者が作成した『Bootstrap』は、フロントエンドのフレームワークとオープンソースプロジェクトです。『Bootstrap』は、CSS、JS、およびフォントが基本セットになっています。HTMLのテンプレートソースを組み合わせて、レスポンシブ対応...続きを読む

2018.09.22BootstrapHTMLコーディング