
メールで見覚えのある名前の通知。
「ご注文内容の確認」
「お荷物をお届けできませんでした」
「キャッシュバックキャンペーンのお手続きがまだです」
「ポイントの有効期限が切れます」
このようなメールは日々受信することが多いと思います。
Amazonや、大手の配送会社、大手の企業の名前が書かれていると、
「何か手続きしないといけないのかな」
と、不安になりますよね。
届いたメールの案内のままお知らせのリンクを開くと、
画面のデザインやロゴは、公式サイトそっくり。
「これは本物?」
「それとも詐欺?」
そう感じて、この記事にたどり着いた方も多いと思います。
この記事を書いているのは、
静岡県藤枝市にあるデザインスタジオ・エフで、
スマホやパソコンの相談を受けている藤田と申します。
私は、
WEBサイトを作る仕事をしており、
本物の公式サイトと、詐欺サイトの違いを見分ける
知識や経験があります。
ただし、この記事でお伝えするのは、
専門家だから分かる特別な方法ではありません。
スマホやパソコンが苦手な方でも、
「まずはここだけ確認してほしい」
という、詐欺ページの被害に合わないようにするための基本的なチェックポイントです。
この記事では、
今見ている詐欺なのか、公式の問題ないページで信用できるか
慌てて操作する必要があるか
を、落ち着いて判断できるように整理しています。
少しでもみなさんんの参考になれば幸いです。
1. なぜ公式サイトそっくりに見えるのか
最近の詐欺ページは、
公式サイトと見分けがつかないように作られています。
実は、
- 公式サイトのロゴ
- 商品画像やイラスト
- 色使いや画面の並び
これらが、
無許可で勝手に使われているケースがほとんどです。
たとえば、
・Amazonのロゴがそのまま表示されている
・配送会社の制服やトラックの写真が使われている
・大手企業のサイトを同じものがコピーされている
見た目だけ見ると、
本物と区別がつきません。
だからこそ、
「有名な会社のロゴがある=安心」
とは限らないのです。
実際に私にも届いていた詐欺メールからクリックした先のページで以下のものがありました。

見ての通り見たころのある公式サイトと同じロゴなどが使われています。
2. まず確認したいポイント
詐欺ページは、見た目では判断できません。
次のポイントを、順番に確認してください。
公式そっくり詐欺ページのチェックリスト
- 送信元のメールアドレスに違和感がないか
- メールやSMSのリンクから開いたページなのか
- 開いたページのURL(アドレス)に違和感がないか
- すぐに「確認」「再入力」を求められるか
- 住所・電話番号・カード番号の入力が必要か
- 「本日中」「期限切れ」など急がせる表現があるか
以上のチェック項目の中で
必ず見てほしい大事なポイントがURL(アドレス)の確認です。

送信元のメールアドレスや、メールやSMSのリンクは、使用しているメールソフトなどではすぐに確認できない場合があります。
以上のチェック項目の中でも、URL(アドレス)は確認しやすい内容です。
URL(アドレス)で以下の点で、おかしいと感じる場合は詐欺ページである可能性が高いです。
- 見た目は公式でも、URLが見慣れない
- 意味がわからない英数字表記
- 公式名に見せかけた、少し違う文字
本物の公式サイトは、
社名やサービス名など、分かりやすいURLです。
少しでも違和感があれば、
その場で入力する必要はありません。
また、
カード情報、セキュリティコードを合わせて入力する場合、まずは怪しいと思って慎重になり、
入力する前に、公式の問い合わせ先に連絡をしてみることや、家族の方と一緒に問題がないかを
確認することが大切です。
先ほどの実際に届いていた詐欺メールから進んだページを進めると以下のページが案内されました。
クレジットカード情報を取得するための悪意ある詐欺ページの典型を言えます。

3. 触っていいところ・触らないほうがいいところ
詐欺ページなのかわからない、不安なときほど、
「どこを押せばいいか」で迷います。
触っていいところ
- 画面を閉じる
- ブラウザを終了する
- 自分で公式アプリを開き直す
詐欺ページだと疑わしいページを開いてしまっても、
まずは落ちついて、そのページは閉じてしまいましょう。
触らないほうがいいところ
- メール内のリンク
- 「こちらから確認」のボタン
- 個人情報の入力欄
- 送信ボタン
事前に疑わしいページを開かないことも重要ですが
ページを開いてしまっても、情報を入力しない、怪しいボタンを押さないことが大切です。
多くの詐欺サイトは、
入力することに有効期限があること、
すぐに行動することを促す内容が多く記載されている場合が多いです。
不安な場合は、すぐに入力することなく
詐欺ページではないかを疑うようにしてください。
4. よくあるNG行動
実際の相談で多い行動です。
- 「間違っていたら困る」「期限が迫っているから」と思い入力する
- ロゴがあるから安心だと判断する
- 一人で何とかしようとする
詐欺は、
「ちゃんと対応しよう」という気持ち
を利用します。
5. 家族がサポートするときのコツ
家族が声をかけるときは、
正しさより、安心を優先してください。
たとえば、
「見た目は本物っぽいよね。
でも、公式はこういう連絡はしないことが多いよ。
一緒に公式アプリから確認しよう。」
「なんで開いたの?」ではなく、
「相談してくれて助かったよ」と伝えてください。
6. まとめ(落ち着いて行動できる締め)
公式サイトそっくりな詐欺ページは、
ロゴや画像を勝手に使って作られています。
だからこそ、
- 見た目だけで判断しない
- URLを必ず確認する
- メールのリンクは使わない
この3つを覚えていれば、
慌てる必要はありません。
困ったときは、
この記事に戻って確認してください。
すぐに判断できなくても大丈夫です。
落ち着いて考えられた時点で、もう十分できています。



