Google Chart API でQRコードを自動生成する方法

Google Chart APIはGoogleが提供しているグラフなどのイメージを作成してくれるAPIサービスです。URLに必要な値を与えるだけで、グラフなどのイメージを返してくれます。

主にグラフなどを作成することができるのですが、その機能のなかにQRコードを作成してくれるものがあります。

最近ではスマートフォンでWEBサイトを閲覧する機会が多くなり、スマートフォンでの閲覧を誘導するときはQRコードなどが便利です。

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。(使用に対するライセンスは不要で、自由に作成・活用できます。)

Google Chart API の活用例

活用方法は簡単です。Google Chart API の基本URLに値をつけて、img要素を使いウェブページに貼り付けるだけです。実際に「 Hello World 」を表示するQRコードは以下のように作ることができます。

/* Google Chart API */
https://chart.googleapis.com/chart?chs=150x150&cht=qr&chl=Hello%20world

/* 実際に画像として表示させる場合 */
<img src="https://chart.googleapis.com/chart?chs=150x150&cht=qr&chl=Hello%20world" />

Google Chart API の利用方法

Google Chart API は以下の基本コードに対して値を指定することでイメージを生成することができます。

https://chart.googleapis.com/chart?
内容
chs 生成する画像サイズを指定します。「横幅x高さ」を数字で記述します。
cht 生成するイメージを指定します。QRコードを作成する場合は「qr」を記述します。
chl QRコードで生成するテキストや文字を記述します。

WordPressのテーマ内の活用例

WordPressで活用する場合、以下のようにQRコード生成することができます。

<img src="https://chart.googleapis.com/chart?chs=200x200&cht=qr&chl=<?php the_permalink() ?>" />

関連記事

【Win10】ファイルを削除する前に確認メッセージを表示する

Windows10でファイルやフォルダーを削除したい場合、エクスプローラーのメニューやツールバーで表示される【削除】や、マウスの右クリックで表示される【削除】を実行する方法や、キーボードの【Delete】キーを押すことで、ファイルやフォルダーを削除(ファイルやフォルダーをゴミ箱に...続きを読む

2019.07.06Windows10パソコンの使い方

【CSS】スタイルシートが適用される優先順位について

WEBサイトのデザインでは定番になっているCSS(カスケーディング・スタイル・シート)。最近では、CSSで出来ることも多くなり、自然と記述する内容を多くなってきています。また外部のライブラリーなどを読み込むとCSSのボリュームが増えます。 そうなると、同じ名前の宣言で異...続きを読む

2015.02.06CSSHTMLコーディング

【WP】カテゴリーやタグにサムネイルを反映するプラグイン「Taxonomy Thumbnail」

WordPressでサイトを構築して、記事を投稿するとき「カテゴリー」や「タグ」をつけることができます。一般的に「カテゴリー」や「タグ」にはテキストを設定して、表示もテキストを中心にしたものが多く、装飾などはCSSや画像を組み合わせて表現していることが多いと思います。 今回...続きを読む

2016.07.02WordPress

HTML5の可能性とメリット

HTML5とは? W3C より2008年1月22日にHTML5のドラフト(草案)が発表、2014年には正式に勧告されるのではないかと言われています。 HTML5は、ウェブページのヘッダ情報を示すhead要素、ナビゲーションのブロック用のnav要素、コピーライトなどのフッタ...続きを読む

2015.02.06HTMLコーディング

【JavaScript】マウスオーバーでTooltips(吹き出し)を表示するライブラリまとめ

グラフィカルユーザインタフェース(GUI)において普及した表現手法のひとつにTooltips(ツールチップ)と呼ばれるものがあります。カーソルを合わせたときに吹き出しなどの小さな枠が表示され、補足の説明が表示される表現方法です。 今回は、Tooltips(吹き出し)を実...続きを読む

2015.03.03HTMLコーディング