Googleウェブマスター向けの情報からみるSEOの必要性について

google-webmaster-search-engine-optimization

WEBサイトの制作において、お客様よりSEOについての相談、要望をいただくことがあります。

またSEOを専門に行っている業者で、どの業者を選んでよいかわからないといった相談もありました。

今回は、Googleよりウェブマスター向けに公開されている記事で、SEOについて参考になる項目がありましたので、SEOがどのようなものなのか、そしてSEOが必要となる場合のSEO業者の選び方のポイントなど、SEOの必要性、業者を選ぶヒントをご紹介します。

SEOが必要なケース

Googleのウェブマスター向けに公開されている記事「SEO が必要なケース」について原文がこちらになります。

SEO業者を選ぶときに注意をすること

冒頭の文章より、SEO業者を利用するとサイトを改善するメリットがあることをうたっている一方で、悪質なSEO業者によってサイトの信用が損なわれて被害をうけることがあることを注意しています。

「SEO が必要なケース」の記事では、「SEO業者に確認すべき質問の例」、「このようなSEO業者には用心、注意をしてください」という注意喚起の内容がほとんどですので、SEOに関するトラブルや苦情が多いのではないかと思います。

SEOを業者にお願いする場合は、最初にGoogleの「SEOが必要なケース」について一読しておくと良さそうです。

Googleで最上位に掲載されることを保証できる人はいません

引用:
Google で最上位に掲載されることを保証できる人はいません。サイトの掲載順位を保証したり、Google との「特別な関係」や Google への「優先登録」を主張したりする SEO 業者には注意してください。Google への優先登録などというものはありません。

衝撃的なフレーズですが、記事の原文を引用いたします。Gooleがはっきりと言い切っていますので、SEO業者を選ぶうえで100%順位を保証することは無いということです。

それでは、SEO業者に業務を依頼する意味は無いのか?と不安を覚えますが、そういうことではありません。

実績や成果を出している優秀なSEO業者もあります。良いSEO業者を選ぶためにまずは、SEO業者がどのようなことして、検索順位をあげてくれるのか、確認してみましょう。

SEO業者の主な業務

サイトのコンテンツや構成の見直しや制作

WEBサイトに不足しているコンテンツや、構成を見直して改善案を提示してくれる。具体的なページの内容を提案くださったり、ページの作り方など技術的なアドバイスや制作を行う業務です。

キーワードに関する調査

検索順位の調査や、特定のキーワードの検索ボリュームなどの調査を行う業務です。調査によって直接SEOにつながることはないのですが、現状を把握することで、WEBサイトの改善点を定める指標、効果測定などに用いることができます。

オンラインビジネスによる販促

定義が広い内容ですが、ソーシャルメディアの利用、クリック広告の管理、ブロガー(ブログを書く人)、ポータルサイト・コンテンツサイトの運営などオンライン上で販促効果をあげている業務です。最近では動画共有サイトへ興味や関心のある動画を公開する方法も挙げられます。

マーケティング調査

特定の地域や専門分野における市場の知識、マーケティングスキルに基づくアドバイス業務。

SEO業者は以上のような業務を主に行っていると言えます。SEO業者は以上のような業務を通じて「○○の見直し」「△△の制作」「□□の運用」を行った結果、検索順位が向上したと経験則により提案をくださるのが一般的です。

良いSEO業者を選ぶために、SEO業者が実際にどのような作業をしているのかを明確に説明をうけ検討することが重要です。

ただし、SEOではA社で成果が出た施策をB社で行い同じように成果が出るかどうか保証はできないものだという認識は必要かもしれません。

SEOの重要な考え方

検索エンジンによって順位が高いということは、利用者にとって品質の良いサイトであると検索エンジンが評価しているという考え方が本質的にあると思います。

Googleより公開されているサイトを作成するガイドラインなどを参照すると、ユーザーが探している情報を提供できているかなどページの品質、ユーザー視点に基づいていることも根幹にあるので、SEOでもユーザーにとって有益であるサイトを作ることを根幹においていることが重要ではないでしょうか。

関連記事

【CSS】CSS3で実現するドロップシャドウ効果

画像処理のソフトなどには、文字やオブジェクトに影をつける「ドロップシャドウ」という機能があります。 ボタンや写真などに「ドロップシャドウ」使うことで立体的に表現することができるのでよく使われる効果のひとつです。 画像処理のソフトなどで行う「ドロップシャドウ」効果を...続きを読む

2015.02.09HTMLコーディング

【JavaScript】カルーセルパネルを手軽に実装できるライブラリ『Owl Carousel』

カルーセル(carousel)とは、回転木馬(メリーゴーランド)や空港の回転コンベアーなどの意味を持つ言葉です。 WEBデザインにおいて、カルーセルは複数の画像やコンテンツなどが配置されくるくる回るように動く仕組みを指します。 今回は、このカルーセルを手軽に実装で...続きを読む

2015.02.10HTMLコーディング

【JavaScript】チェックボックスとラジオボタンのデザインをカスタマイズする『iCheck』

フォームなどで使われるチェックボックスとラジオボタンのデザイン。「jQuery」と「Zepto」を使いチェックボックスとラジオボタンのデザインをカスタマイズするライブラリ『iCheck』をご紹介します。 実装イメージ 『iCheck』はいくつかのスキンデータも用意され...続きを読む

2015.02.10HTMLコーディング

【フォト】冒険と遊びの喫茶店 らみぃ

藤枝駅の近くにある冒険と遊びの喫茶店「らみぃ」に行ってきました。ボードゲームが遊べるプレイスペースで、並んでいるボードゲームをみるとワクワクします。 アナログゲームをじっくりと遊ぶことができるお店、はじめていきましたが、楽しい時間を過ごせてとても充実した時間を過ごせました!...続きを読む

2018.02.22フォトギャラリー藤枝

Google Chart API でQRコードを自動生成する方法

Google Chart APIはGoogleが提供しているグラフなどのイメージを作成してくれるAPIサービスです。URLに必要な値を与えるだけで、グラフなどのイメージを返してくれます。 主にグラフなどを作成することができるのですが、その機能のなかにQRコードを作成して...続きを読む

2015.03.09HTMLコーディング